キャンプで飲むコーヒーは本当に格別ですよね。せっかくなら最高に美味しいコーヒーを淹れたいと思いませんか?
キャンプでのコーヒーの淹れ方は、ハンドドリップやパーコレーター、コーヒープレス、フィールドコーヒー、など他にも様々な淹れ方があり、コツもあります。
道具やアイテムも各アウトドアブランドから発売されているので、どれを購入しようか迷ってしまいがちです。
オススメするアイテムや美味しいコーヒーの楽しみ方をご紹介します。
キャンプで使えるコーヒーの淹れ方と必要な道具類
引用:ハピキャン
キャンプでコーヒーを飲もう!外で飲むコーヒーは何倍も美味しい。簡単に作れて淹れる方法もあるので挑戦してみてください。
慣れてきた自身のスタイルに合ったコーヒーの挽き方や淹れ方、豆の種類を楽しむことができます。
コーヒー豆は挽いたものを持っていくと便利ですが、キャンプ場で挽いた方が香りを楽しめるのでオススメです。
王道の淹れ方!安定の味!ハンドドリップ
引用:キナリノ
ハンドドリップは王道の淹れ方。自宅でコーヒーを楽しむ方にとっても定番の入れ方であるハンドドリップは味だけでなく、淹れる時間でも香りを楽しむことができます。
キャンプでもオススメの淹れ方です。
『必要な道具』
・ミル
・コーヒー豆
・ケトル
・フィルター
・カップ
・ガスバーナー
〈コーヒーの淹れ方〉
- ミルでコーヒー豆を準備する
まずはコーヒー豆を挽きます。豆の種類によって分量が異なるので、キッチンスケールなどで計量しておくことをお勧めします。
⚫︎1杯分の目安は10~15g
⚫︎豆の挽き方は中挽き(グラニュー糖ほどの粒の大きさ)がオススメです。
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🔽 - ケトルでお湯を沸かす
お湯の量を計りドリップポットでお湯を沸かします。
お湯はカップ1杯分により多く沸かした方が、注ぐお湯の量を一定に保ちやすいです。
僕の場合は、150cc+100ccくらい沸かしますが、少量なので思っているよりもすぐにお湯が沸きます。
抽出に理想的な温度は95℃前後で、お湯が沸騰したら火を止め、表面のボコボコした泡が落ち着くくらいと言われています。
※コーヒーを注ぐ前にカップにお湯を入れ温めると、コーヒーを注いだときに温度が落ちるのを防げます。
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🔽 - フィルターをドリッパーにセットし、コーヒー粉を入れカップの上にセットします
⚫︎フィルターとドリッパーの間に隙間ができないようにセットする。
⚫︎コーヒー粉を入れたら軽く揺らし、粉が平らになるようにする。
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🔽 - お湯を注ぎ、コーヒーを抽出する
⚫︎最初に500円玉くらいの大きさで「の」を描くようにお湯を注ぎ、30秒ほど蒸らす
⚫︎蒸らした後、3回程度に分けて、「の」を描くようにゆっくりお湯を注ぐ
⚫︎お湯を注ぐ場所は少しずつすらして、お湯が全て落ち切る前に次のお湯を注ぐ
〈ワンポイントアドバイス!〉
お湯の温度が高いほど苦味が強く、低いほど軽い味わいになる。
カップに一杯分のコーヒーが落ちたら、ドリッパーにお湯が残っていても外してくだい。
コーヒーにえぐみがでるのを防げます。
手軽さが魅力のパーコレーター!
引用:DADAキャンプ
パーコレーターは専用器具にコーヒー粉と水を入れ、直火にかけてコーヒーを抽出するやり方です。
比較的薄めのアメリカンに近いコーヒーができます。直火で煮出す工程はキャンプと相性抜群!
多くのアウトドアメーカーがパーコレーターを展開してます。
『必要な道具』
・ミル
・コーヒー豆
・パーコレーター
・カップ
・ガスバーナー
〈コーヒーの淹れ方〉
- ミルでコーヒー豆を準備する
まずはコーヒー豆を挽きます。豆の種類によって分量が異なるので、キッチンスケールなどで計量しておくことをお勧めします。
⚫︎1杯分の目安は10~15g
⚫︎豆の挽き方は中挽き(グラニュー糖ほどの粒の大きさ)がオススメです。
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🔽 - パーコレーター本体に水を入れ、お湯を沸かす
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🔽 - バケットにコーヒー粉を入れ、ふたをかぶせる
引用:Arizine
⚫︎粉の量はバケットの半分くらいが目安
⚫︎コーヒー粉を入れたら軽く揺らし、粉が平らになるようにする
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🔽 - お湯が沸騰したらバケットをセットし、弱火にかけ抽出する
⚫︎やけどを防止するために、一度火からパーコレーターを下ろしバケットをセットする
⚫︎透明のノブ(商品によって仕様は異なる)から中を確認し、お湯の色がコーヒー色に変わってきたら完成(沸騰から2〜3分が目安)
⚫︎火を止めたら粉が底に沈むのを待ち、カップに注ぐと粉が混じりにくくなります
〈ワンポイントアドバイス!〉
長時間火にかけすぎないように注意する。酸化が進み香りや風味が失われてしまいます。
パーコレーターの種類によってフィルターの粗さなど仕様が異なるので、確認しながら調整してください。
簡単で豆本来の味わいが楽しめる!コーヒープレス
引用:コーヒータウン
コーヒープレスとは「フレンチプレス」とも呼ばれています。専用の容器にコーヒー粉とお湯を入れ、フィルター(プランジャー)でこして抽出するものです。
豆がもつ本来の味わいが楽しめるのが特徴。特別なテクニックは不要なので初心者の方でも、失敗が少ない淹れ方です。
『必要な道具』
・ミル
・コーヒー豆
・ケトル
・コーヒープレス
・スプーン
・カップ
・ガスバーナー
〈コーヒーの淹れ方〉
- ミルでコーヒー豆を準備する
まずはコーヒー豆を挽きます。豆の種類によって分量が異なるので、キッチンスケールなどで計量しておくことをお勧めします。
⚫︎1杯分の目安は10~15g
⚫︎豆の挽き方は中挽き(グラニュー糖ほどの粒の大きさ)がオススメです。
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🔽 - ケトルでお湯を沸かし、1杯分程度のお湯をプレス本体に入れ本体とフィルターを温める
⚫︎温める用とコーヒー用でお湯は多めに沸かす
※コーヒーを注ぐ前にカップにお湯を入れ温めると、コーヒーを注いだときに温度が落ちるのを防げます。
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🔽 - プレス本体にコーヒー粉を入れお湯を注ぎ、蓋をして4分程度待つ
⚫︎沸騰したてのお湯ではなく、約90〜95度が風味が落ちずにオススメ!
⚫︎粉が膨らんだらガスが抜けて膨らみが収まるまで待ちます。
⚫︎コーヒー粉を対流させるためにお湯を勢いよく入れる
⚫︎お湯を入れたら、スプーンで全体をかき混ぜると全体に馴染む
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🔽 - フィルターを下ろし、カップに注ぐ
⚫︎プレスが動かないようにしっかり片手でおさえ、ゆっくりフィルターをおろす
⚫︎コーヒーをカップに注ぐときは、最後まで注ぎ切らずに少し残すようにると、微粉末が混ざって後味が悪くなるのを抑えれます。
〈ワンポイントアドバイス!〉
カップに注いだ際、多少粉が混じる可能性がありますが、
気になる場合は粉が下に沈むのを待ってから飲みましょう!
ワイルドな煮出し式!!フィールドコーヒー(北欧発)
引用:Come home
1960年代…ドリップコーヒが確立するより昔は、水を入れたケトルに焙煎して粗びきしたコーヒー豆をそのまま入れて煮出して飲んでいたそうです。
それが「フィールドコーヒー」や「焚き火コーヒー」と呼ばれています。
やかんでコーヒーを抽出するワイルドスタイル。濃くて苦味のあるコーヒーです。
『必要な道具』
・ミル
・コーヒー豆
・ケトル(やかん)
・カップ
・ガスバーナー
〈コーヒーの淹れ方〉
- ミルでコーヒー豆を準備する
まずはコーヒー豆を挽きます。豆の種類によって分量が異なるので、キッチンスケールなどで計量しておくことをお勧めします。
⚫︎1杯分の目安は70~80g
⚫︎豆の挽き方は粗挽きがオススメです。
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🔽 - やかんに900ml程度の水を入れる
⚫︎温める用とコーヒー用でお湯は多めに沸かす
※コーヒーを注ぐ前にカップにお湯を入れ温めると、コーヒーを注いだときに温度が落ちるのを防げます。
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🔽 - 沸騰したら火から下ろしコーヒー粉を入れる
⚫︎塩を軽くひとつまみ入れることでコーヒーのコクと旨味をプラスします!
⚫︎お湯が少し落ち着いたら火にかけ、再び沸騰しそうになったら火から下すを合計3回繰り返します。
(回数は特に決まってませんので、火と相談しつつ自然と一体化して決めても良いかも♪) - 20分程度置いてコーヒーの成分を抽出する
⚫︎置いておくと粉が下に沈殿していく - 沈殿したコーヒー粉が混じらないようにそっとカップに注ぐ
⚫︎勢いよく注ぐとコーヒー粉が混じってしまうので注意
※どうしてもコーヒー粉が一緒に落ちてしまうこともあるので、気になる方は茶こしなどを使っても良いでしょう
〈ワンポイントアドバイス!〉
北欧発!ワイルドに楽しむのがフィールドコーヒー魅力!コーヒー粉を入れた後に、再度火にかけてコーヒーを煮出したり、焚き火でチャレンジしたりするのも、自分のスタイルにあった楽しみ方を見つけてみましょう!!
おまけ 「手軽に本格コーヒーを味わえる!」ドリップパックコーヒー
フィルターとコーヒー粉があらかじめセットになっているドリップパック。アウトドアでも簡単かつ手軽にできます。最近では有名店のコーヒーや本格的なコーヒーを淹れられる商品が増えてきています。
『必要な道具』
・ドリップパック
・ケトル(やかん)
・カップ
・ガスバーナー
〈コーヒーの淹れ方〉
- ケトルでお湯を入れる
⚫︎お湯の温度は約90~95度がオススメ
※コーヒーを注ぐ前にカップにお湯を入れ温めると、コーヒーを注いだときに温度が落ちるのを防げます。
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🔽 - ドリップパックをカップの上にセットする
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🔽 - お湯を注ぎ、コーヒーを抽出する
⚫︎最初に500円玉くらいの大きさで「の」を描くようにお湯を注ぎ、30秒ほど蒸らす
⚫︎蒸らした後、3回程度に分けて、「の」を描くようにゆっくりお湯を注ぐ
⚫︎お湯を注ぐ場所は少しずつすらして、ドリップパックの中のお湯が全て落ち切る前に次のお湯を注ぐ
〈ワンポイントアドバイス!〉
ドリップパックが引っかかるサイズのカップを用意しましょう。カップによっては直径が大きすぎてもドリップパックが使えない場合もありますので、注意してください。
国内最大級のコーヒーショッピングモール
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PostCoffee(ポストコーヒー)
コーヒーを飲む時にキャンプで使えるアイテム
引用:藤巻百貨店
キャンプで使えるポータブルミル
ミルを使って外でコーヒー豆を挽くことから始めるのも、キャンプでのコーヒータイムの醍醐味!挽きたての豆の香りが広がります。
kalitaコーヒーミルKH-10
ポーレックス コーヒーミル
ハンドドリップの必需品ドリッパー
引用:BE-PAL
ハンドドリップでコーヒーを入れる時に必要なドリッパー。自宅で使うようなアイテムでも問題ないですが、せっかくならキャンプ仕様のアイテムも揃えてみてはどうでしょうか?
珈琲考具 『 ドリッパー 』
ユニフレーム コーヒーバネット cute
キャンプで使えるパーコレーター
キャンプでパーコレーターを使ってコーヒーを楽しみたい人に、おすすめのアイテムを紹介します。ケトルとしても使えるので非常に便利です。
普段はハンドドリップの人も、たまには違う淹れ方でコーヒーを楽しんでみてはどうでしょうか?
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 18-8ステンレス製パーコレーター6カップ M-1224
コールマン エナメル コーヒー 9カップ パーコレーター コーヒー沸かし コールマン Coleman 9-Cup Enamelware Coffee Percolator
ACT-Field アルミ パーコレーター
コーヒー豆の香りを引き出すコーヒープレス
引用:ROOMIE
コーヒー粉をお湯につけて抽出するコーヒープレスは、豆の風味を最も味わえるアイテムです。誰でも簡単にコーヒーの香りを楽しむことができる。
ESPRO エスプロ ウルトラライト トラベルプレス
(snow peak)スノーピーク チタンカフェプレス 3カップ /CS-111
アウトドアでコーヒーを楽しむためのオススメなケトル
引用:CAMP HACK
ハンドドリップでコーヒを入れる時は、お湯の量をコントロールしやすいケトルが便利。
ハリオ VKBN-90CPV60 ドリップケトル・ヴォーノ カッパー
ロゴス(LOGOS) たためるケトル1L
まとめ
キャンプや野外、お庭でコーヒーを楽しむ淹れ方について必要なアイテムを簡単に紹介してきました。
ゆっくりこだわってコーヒーを楽しみたい時や日頃の疲れをコーヒーの香りでリラックスしたい時、
自分好みのコーヒを入れて飲みたい時ってありますよね。
自分好みの入れ方やアイテムを選んで、コーヒーを楽しむことができますので、ぜひ挑戦してみてください。